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そして夕刻に再びマンダレーに戻ってきた。
バガン、カローと田舎巡りをしていたのでこの都会がちょっと懐かしい。 バイタクを拾って急いで古都、アマラプラへ向かった。 世界最長&最古の木造橋『ウーベイン橋』を見に!! マンダレーの道を南に20分ほど走ると遠くにウーベイン橋が見えてきた。 クルマだと渋滞でやきもきしてしまいそうだけどバイクだと早いね。 ウーベイン橋の見頃はなんといってもサンセット。 なんとか間に合いそうだ。 橋のたもとには土産物屋とも食堂とも見分けがつかないくらい薄暗い店がひしめき合っていた。 木でできた橋は湖の対岸まで渡されていて地元の人たちの生活の道になっていた。 湖岸にでると湖と橋を見渡せる眺めのよさそうなレストランが連なっていた 雨季で湖面が満ちていてボートで橋の下をくぐれるようなのでボートに乗ることにした。 ボートの漕ぎ手のお兄さんは撮影ポイントをわかっていてちょうどいい場所に舟をつけてくれる。 ![]() ボートに乗る前に少しだけ歩いてみたけど、 橋には手すりもなく、板の隙間から湖面が見えて、 人が大勢いると落っこちてしまいそうなのがスリリング! ![]() 全長は1.2kmもありすべて木造。対岸まで渡って往復すると小一時間かかる。 チーク材を用いた木造橋としては世界最長最古の木造橋だそうだ。すごい。。。 ![]() 車とバイクの往来が激しいマンダレーの街からたった半時間の場所にある風景とは思えないのどかさ。 ![]() 乾季だとこの辺りも水が引いて歩けるんだとか。。。 ここは水が満ち満ちている雨季の方が良いと思った。 ![]() 旅の最後の夕刻のひととき。 ![]() じんわりと心に染み込むようなピクチャレスクな景色に暫く見とれていた。 ![]() その南の端、マンダレーの街並みが途絶えたあたりに肥沃な風景が広がり、そこに湖と橋がある。 ![]() マンダレーの西の空に沈みゆく夕陽。バイクの後部座席から。 ![]() 明日の昆明行きのフライトは18時半。 数千人の僧侶が一堂に朝食をとる風景が見れるマハーガンダーヨン僧院へ早朝から行くことにした。 旅の最後の日は、もっともミャンマーらしい荘厳な風景をこの目に焼き付けておきたいと思ったのだ。 2017.8.17 Mandalay, Myanmar ■ミャンマー旅の記事一覧 【未分類】中国東方航空の乗り継ぎで上海空港を彷徨う・・・ 【マンダレー】バイクタクシーで眺望抜群のマンダレーヒルへ♪ 【バガン】バガンのパゴダ(仏塔)巡りに便利な小さな町。ニャウンウー - Nyaung U 【バガン】バガン随一の眺望!サンライズ&サンセットの名所『シュエサンドーパヤー』へ電動バイクで行ってみた 【バガン】Explore Old Bagan holidays ! 【カロー】山あいの小さな町、カローでのんびり過ごす - The former British Colonial Town - 【インレー湖】インレー湖へ注ぐ運河の町。ニャウンシュエ - Nyaung Shwe - 【インレー湖】雨中のインレー湖ボートトリップ♪ - Exploring Inle Lake in a Rainy Day 【マンダレー】ピクチャレスク! 世界最長&最古の木造橋『ウーベイン橋』の夕暮れ - U Bein Bridge at dusk 【マンダレー】圧巻!食事に向かう僧侶の大行列。ミャンマー最大規模にして最高位の僧院『マハーガンダーヨン僧院』 ▲
by travelster
| 2017-12-22 23:38
| ├Myanmar
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Comments(2)
![]() インレー湖へのボートツアーはゲストハウスの前の支流からいざ、スタート! この時はまだボートに傘があるのを知らず持ってきたポンチョ被って カメラもあるしこの後、大雨に降られないか戦々恐々。。。 「あ!ぶつかる〜〜」 「す、すごい!」湖上に町が! 想像していたよりずっと立派な家!! 整然と湖の上に建てられていてびっくりだ。 高床式になってるから交差点の見通しも良さそう♪ 総面積116.3 km²あるインレー湖に15万の人々が暮らしている。 こんなに広大なのに平均水深がわずか1.5mほど。だから家が建つわけだ。 ![]() 少し小降りになり、趣を凝らした家を眺めていると少し気分が軽くなってきた。 ブルブルブルー!とエンジンを唸らせながらズンズンと湖岸を進む。 ![]() インレー湖の南西岸あたりは外資のリゾートコテージが立ち並ぶ。 ここは中の中クラス。一泊ツインで¥8,000〜と言ったところ。 ![]() レセプションやレストラン、屋外プールなどは陸地部に、 客室は湖上に建てられていたところが多かった。 天気が悪いからか寒々しい。。。(笑 ![]() (@booking.com) 夜はこんな感じに。泊まってませんが〜。僕の知ってるインレー湖じゃない(笑 琵琶湖湖岸も欧米人に開発させたらきっとこんな風になるんだろう。 ![]() また本降りになってきた。 ポンチョに雨水が沁んできた。 この調子で1日中雨ざらしはヤバイ。 他のボートの観光客は皆、 (私物じゃなさそうな)傘差してるし、 ちゃんとライフジャケットも着用してるよ? ダメ元でガイド兼船頭に訊いてみた。 「この舟に傘置いてないのん??」 と訊くと、ゴムシートの中から傘を出してくれた。 「あ、あるのか〜!早く貸してくれよ〜」 僕が訊かなかったらずっと貸してくれなかったんだろうか。。。ガイド君。 傘さすと前は全く見えなくなるけど風よけと雨よけでグッと快適♪♪ 支流も水路も複雑にインレー湖に注ぎ込んでいてさらに広大! ただインレー湖のどのあたりに居るのかさっぱりわからない。 ![]() 川幅が狭くなり、徐々にスピードを落としてきた。 ![]() 他のツアーのボートも次々と舟を寄せてきた。 ようやく最初の休憩!ふ〜〜〜〜ちょっと疲れた。 ずっと前かがみで同じ体勢だったので体が固まってる。 ![]() 船着場に掲げられていた看板。 「こういう場所なんだ。。。」 ミャンマーのシャン州、タイ北部(チェンマイ・メーホンソン・チェンライ)に暮らすカヤン族。 メーホンソンとインレー湖(シャン州)は国をまたいでるとはいえ地図で見ると隣り合わせだ。 バングラディシュからもミャンマーからも迫害されるロヒンギャと違い観光で生活が成り立っている。 でも、あのような装具をつけることで民族の誇りと言うかアイデンティティが保たれているなら、 逆に外したくてもできないわけで、特に若い世代の女の子たちはどう思ってるんだろうと考えてしまう。 だから、好奇心で(=自分から進んで)このような観光地を訪れるのはちょっと躊躇してしまうのだ。 ![]() ![]() スタートしたのは湖の北部。 随分南の方まで移動して来てる! ![]() ![]() 衛星アンテナもあって、広いお宅。川向かいのパゴダの眺めが良さそう! タイやカンボジアのフローティングハウスと違ってどこも立派。 ![]() ![]() 泊まるのにいい感じの雰囲気。 ここは実際来て見ないとわからないな〜 たどり着くまで一苦労だけど(笑 ![]() こんな場所でもGoogleMapで検索すれば出てくる! まだ紙の地図の感覚が抜けず、毎度驚いてしまう。 ![]() インレー湖への河口(?)にはこんな看板が立っていてまさにウォーターワールド! 広大な湖岸にはポツリポツリと織物職人のワークショップがあった。 中でも世界でも稀な蓮と絹と綿の織物の工房 "Khit Sunn Yin Lotus Silk Shop" が思いがけず素晴らしかった。 カフェも併設されていて、もしかしてStarbucksとか?と思ったほど瀟洒な佇まい。 湖上の工房&ショップは想像以上に広かった。 蓮の茎の切断、繊維の引き出し、縒(よ)って糸に、そして染色、柄入れ、機織りまで一連の工程を真横で見学できた。 商品化された多彩な柄とサイズのストールやロンジー、テーブルクロスが隣のショップで売られていた。 柄が洗練されていて生地もざっくりと丈夫で、もしかしたらちょっと高いのかも?? と付いているタグを見たら数万円。。。この手間とクオリティならナットク! 首長族が織るありがちな土産物屋。。。との予想は大きく違ったのだ。 ![]() ![]() 工房のバルコニーからインレー湖の支流を眺める。。。 ボートに乗って雨に降られるのは辛いけど、 ここからなら、どしゃ降もいい眺め! 川幅は日本の一級河川よりはるかに広い。 大海原に注ぐかのような悠々たる川の姿。 肥沃な大地が周辺の生活を支えている。 ![]() ![]() 宿のあるニャウンシュェは湖の北部。指差しているのが今いる工房。 ![]() 油っぽかったら。。。の予想は外れ、美味かった!ナッツ入りの炒め物♪ 帰路は雨も止み漁に出ている舟が多く見かけた。 インダー族のユニークな伝統漁法。 ボートはその側を通ってくれた。 ![]() 小舟の端に立って、櫓を脇に挟み足を使って漕ぎながら網をたぐり寄せてる。 落っこちないのが不思議!悠々と漁をしているようにすら思えるインレー湖らしい風景! ![]() ![]() ![]() ![]() 水中に堆積した水草のお掃除。のどかな風景に癒される。この当たり前のように見える湖の風景も、 水草を積んで畑に農地化しているため湖の面積が減少しているのが問題になっている。 微妙なバランスで保たれている生態系が崩れては元に戻すことは容易ではない。 それが崩れたら今目にしている生活や風景も一変することは想像できる。 ![]() こちらは籠で水中をかき回してかかった魚を掬い上げるインレー湖の伝統漁法。 実は、本当に漁をしているのではなく獲物は僕みたいな観光客。 ずっと遠くからパフォーマンスしてたよ。この漁夫おじさん。 近づいたら、なんか違う?!と気づいたのだ。 ![]() 長い間必死に演技してくれたのでチップを渡したら大きく二、三度頷いていた。 素直にとても喜んでくれたようで。。。まんまと釣られちゃいました。 日がな一日、湖の風景を眺めながら過ごすインレー湖のボートトリップ、 若干ハードになりそうな一日?と不安をよぎったけど、傘1本のおかげで大助かり。 オートバイの雨中ツーリングなら傘すらさせず濡れるがまま。それに比べたら快適と言っても過言じゃない。 インレー湖独特の文化と農産業、生活様式を見ることができたのは貴重な経験になった。 2017.8.16 Inle Lake, Myanmar ■ミャンマー旅の記事一覧 【未分類】中国東方航空の乗り継ぎで上海空港を彷徨う・・・ 【マンダレー】バイクタクシーで眺望抜群のマンダレーヒルへ♪ 【バガン】バガンのパゴダ(仏塔)巡りに便利な小さな町。ニャウンウー - Nyaung U 【バガン】バガン随一の眺望!サンライズ&サンセットの名所『シュエサンドーパヤー』へ電動バイクで行ってみた 【バガン】Explore Old Bagan holidays ! 【カロー】山あいの小さな町、カローでのんびり過ごす - The former British Colonial Town - 【インレー湖】インレー湖へ注ぐ運河の町。ニャウンシュエ - Nyaung Shwe - 【インレー湖】雨中のインレー湖ボートトリップ♪ - Exploring Inle Lake in a Rainy Day 【マンダレー】ピクチャレスク! 世界最長&最古の木造橋『ウーベイン橋』の夕暮れ - U Bein Bridge at dusk 【マンダレー】圧巻!食事に向かう僧侶の大行列。ミャンマー最大規模にして最高位の僧院『マハーガンダーヨン僧院』 ■過去の水辺の暮らし ▶︎カンボジア - 湖の水かさが10m増減する集落へ行く - Kampong Phluk - (Click!) ▶︎タイ - Amphawa floating market - late night and early morning (Click!) ▲
by travelster
| 2017-12-10 18:54
| ├Myanmar
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シャン州に来てからは曇り空と小雨の降る毎日。 インレー湖へのツアー観光客で賑わう小さな町、 ニャウンシュエに着いても今にも泣きそうな空だ。 明日はボートトリップ!だけど晴れないよなぁ。。。 ![]() 右岸にゲストハウス、左岸にボート乗り場が見渡せる。 ボートでこの運河を数キロ進むと広大なインレー湖に出る。 ![]() 川岸に細く長いボートが係留されていた。 湖で漁をするためのボートだろうか? それとも観光ツアー用のボート? 雨ならポンチョ必携やなぁ〜 もう雨でも行く気だから! ![]() ノスタルジー漂うニャウンシュエの通りには 瀟洒なレストランやカフェが立ち並んでいて 想像していたミャンマーの田舎と大違い。。。 これからもどんどん発展していくんだろうね。 ![]() ツアー代理店は2軒見てほぼ同じ料金だった。23,000Kyat(≒1,900円) ゲストハウスに近い川向かいの代理店で予約を済ませた。 明日は8時出発♪ 晴れて!とは言わない。 大雨だけは勘弁してくれっっっ ボートには屋根がない! ![]() 2017.8.15 Nyaung Shwe, Myanmar ■ミャンマー旅の記事一覧 【未分類】中国東方航空の乗り継ぎで上海空港を彷徨う・・・ 【マンダレー】バイクタクシーで眺望抜群のマンダレーヒルへ♪ 【バガン】バガンのパゴダ(仏塔)巡りに便利な小さな町。ニャウンウー - Nyaung U 【バガン】バガン随一の眺望!サンライズ&サンセットの名所『シュエサンドーパヤー』へ電動バイクで行ってみた 【バガン】Explore Old Bagan holidays ! 【カロー】山あいの小さな町、カローでのんびり過ごす - The former British Colonial Town - 【インレー湖】インレー湖へ注ぐ運河の町。ニャウンシュエ - Nyaung Shwe - 【インレー湖】雨中のインレー湖ボートトリップ♪ - Exploring Inle Lake in a Rainy Day 【マンダレー】ピクチャレスク! 世界最長&最古の木造橋『ウーベイン橋』の夕暮れ - U Bein Bridge at dusk 【マンダレー】圧巻!食事に向かう僧侶の大行列。ミャンマー最大規模にして最高位の僧院『マハーガンダーヨン僧院』 ▲
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| 2017-12-02 01:42
| ├Myanmar
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