人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Copyright © 2006-2012 travelster All Rights Reserved
t r a v e l   p h o t o g r a p h y
厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜
昨日は倉敷@岡山の Ivy Square で甥っこの挙式でした。

薄曇りの穏やかな空のもと、レンガ倉庫にツタの絡まる重厚なアイヴィースクエアの中庭で執り行われた人前式挙式が新鮮でした。
赤ん坊の頃からずーーっと見てきてるから、スライドショーの幼少の写真にちょっとウルルンときてしまいました。
おじ(ボク)でこんなんですから、両親(姉&義兄)、祖父母(父母)も感無量の1日だったと思う!


いい一日だった♪


さっ、今冬2月のハルピン@黒竜江省.中国のつづきです。ようやくあと2回で完結です。(苦笑



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12105026.jpg




観光客行き交う瀟洒な中央大街(キタイスカヤ)から

タクシーで道外(傅家甸)と呼ばれる地区へぶらり。




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1430038.jpg




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12121057.jpg



ここはその昔、租借地外で中国人労働者が住んでいた。

ロシア人の街だったハルピンの華人居住区。いわばチャイナタウン。

中央大街の建物を中国人が真似て作ったらしい中華バロックが軒を連ねる。

氷点下の打ち震える寒さなのに砂ぼこりが舞ってる街角に妙な感覚を感じつつ歩く。

歩くのに飽きて、時折バスが来るので乗ろうかと思うが、行き先が全くもって解らず諦めた。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_14341111.jpg



特にこれといった繁華街や目抜き通りはなく、ここの見所は多く残る中華バロックの建物。

欧州あたりなら花で窓際が飾られてそうな風情ある建物なのに惜しいな。

気候が厳しいとはいえ街路樹もなくって荒涼感すら漂ってる。




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12114295.jpg




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12122497.jpg



道外の中華バロックエリアは歩くには広すぎて見きれない!

自転車をトバすには交通事情は混沌としているし、

かといってタクシーは近距離すぎて使えない。

右端に見えるのは良く見た三輪バイク。



こんな感じで、




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1326225.jpg



ベニヤ板1枚のボディはハンドメイド感満点♪

「どれどれぇ~」

ちょいと試しに数キロばかり乗せてもらった。

窓は開かず曇っていて開放感はいまひとつ!

2ストロークのチープなエンジン音と相まって

全然加速せず、ある意味バイクの方が安心。

だけど寒さには代えられないんだろうなーー

移動が少し面倒~と思った昼さがりだった。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12131112.jpg



水たまりは凍結して危険なのでガリガリと。

この蛍光ジャケットが地味な街並に際立っていた。

女性がやってるっていうところが日本じゃあり得ないなぁ。

綺麗に全部削れないなら適当に凸凹なほうが安全だったりして?

てく、てく、、、、てく、てく、、、、てく、てく、、、、てく、てく

碁盤の目の隙間を埋めるうらぶれた中華バロックに食傷気味だったところ、

そこの通りだけ、露天商が店を出していて人通りが多かった。ここは『北三道街』

軒先には干物、鮮魚、レバーの塊、鶏、まんじゅう、パンに駄菓子、文房具などさまざま。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_14145547.jpg




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_146523.jpg




厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1464118.jpg




下町の活気やら風情なんてこれっぽっちも無くって軽く過去にタイムトリップした。

廃墟の建物をバックにいかにもな中国人が闊歩してここは敗戦後の闇市?

スピーカーからダミ声の中国語で延々と何かをがなりたてている。

そぅじゃなくって威勢のいい呼び声が聞きたいんやけどな~~

この独特な空気に興味津々でもあり居心地悪くもあり。




微妙。。。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_14753.jpg


道ばたで生レバー!

「衛生的に大丈夫なん?」

「そんな事誰も気にしない?」


気温は冷凍庫並みだけど盛大だー!



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1472892.jpg


一番繁盛していたパン屋。

みな行儀よく並んでいます。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1482968.jpg



ボルシチやピロシキと並んでパンはロシアがハルピンに残した食文化財産。

ここじゃないけど、キタイスカヤでハルピンのロシアパンを買った。

無添加で、柔らかくって、噛めば噛むほど味が出る。

ハルピンへ渡航の際には是非お試しを♪



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_149953.jpg


中国式蒸しパン。マントウ。


厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1493697.jpg




美味そうと思った饅頭?餅?

厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1410327.jpg

結局、見ただけで買わずじまい。

今思えばちょっと後悔。。。












厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_14111424.jpg







厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_15272531.jpg




北三道街から更に薄暗い路地に入ってみた。

崩れ落ちそうな木製のバルコニーに囲まれた小さな中庭。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_1614371.jpg




真昼なのにそこだけゴシックホラーの世界。洗濯物一つ見当たらず人の気配も無い様子。

「誰も住んでないのかなぁ。。。」と思いながら少しばかり路地裏探索することに。

第二次大戦頃から治安が悪化し殺人は茶飯事、アヘン窟も多かったとか。

小さなパラボラアンテナを見つけた。今も誰か住んでるんや。。。

恐怖映画のワンシーンに紛れたように昼から不気味。





夕刻、再び冒頭のキタイスカヤまで戻り、

その北端にあるスターリン広場へ。

そこから見渡せるおおきな河。

川岸に下って歩き出した。


厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12151095.jpg


黒龍江(アムール川)最大の支流、松花江。


冬の時季は全て凍っていて対岸まで歩いていける。


右岸に夏は避暑地、冬は氷雪祭りの会場となる太陽島。


左岸にスターリン広場からキタイスカヤを経てハルピン駅へ。


20世紀の初め、ここから物資が荷揚げされハルビンの街が造られた。


たった100年前まではここが不毛の地だったと思うと思わずため息が出た。


ロシア人のフロンティア精神も大陸西部を開拓したアメリカ人に勝るとも劣らず。


そんな大陸的なDNAを持つ人たちと島国農耕民族我日本人は根っから違うって話で。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12152685.jpg



と、固く凍ったデカ~~ぃ河を眺めながら色んなコトが頭のなかをぐるりぐるり。



厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜_b0108109_12154772.jpg



さてと、そろそろ陽も暮れるし夜のキタイスカヤを歩きに行くことにした。


それは『東洋のパリ』と言われるだけあって夜はグッと華やかな雰囲気。


『東洋のパリ』は上海とかベトナムやらカンボジアにもあるけどご愛嬌で♪


次回、ハルピン連載ラストです。




2012.2.18-2012.2.21 中国黒竜江省哈爾濱 Harbin, Heilongjiang, China


H A R B I N, C H I N A '12 I N D E X

《 中国黒竜江省哈爾濱 》
- I'm home.
- Harbin Ghost Road Midnight Drive
- −15℃の装い
- 美しすぎる氷と光のまばゆい世界。。。 - Harbin International Ice Festival 2012 -
- China's "Think Different" is ...
- ここはロシア? 中央大街のロシア建築と石畳。。。
- ちょっぴりいかがわしげな地下街 - 哈尔滨 东大直街 -
- タワーブーム再燃
- 厳冬のハルピンぶらり街歩き - 中国黒竜江省哈爾浜
- 賑やか!夜のキタイスカヤ@ハルピン

by travelster | 2012-06-03 16:38 |  ├China | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : https://travelster.exblog.jp/tb/18352938
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by asiax at 2012-06-04 20:52
1枚目の写真、画像を重ね合わせているのでしょうか。なんか蜃気楼みたいでいいですね。

市場の写真はどれも圧巻です。広角レンズをつかって被写体に思いっきり近づいて撮影されているのでしょうか。
自分は勇気をふりしぼれなくて、あそこまで近づけないです。

路地の写真、私もこういう風景を見たら、間違いなく細い道を入っていきます。

今回も写真集を見ているように楽しめました。
Commented by travelster at 2012-06-05 12:55
★asiaxさん
1枚目は HDR(high dynamic range) モードで撮影したものです。
手ぶれ&被写体ぶれでHDRとしては失敗なのですがこれはこれで面白いでしょう?
太陽を入れているので通常モードだと影部分は真っ暗になります。

10mmの超広角なのでかなり寄ります。15cmくらい。
このレンズを常用しているので寄るのは慣れちゃいました。(笑

asiaxさんも路地裏好きですか!
小学生の頃は路地裏で鬼ごっこの毎日だったので、
おとなになって追体験してるのかもしれません♪
Commented by selfish555 at 2012-06-06 23:42
中国と言われれば中国なんだろうけど。

中国じゃないって言われればそんな気もする。

不思議なマチですね!
Commented by travelster at 2012-06-09 22:58
★かっちゃん
どういう街並が中国らしいかっていうのも難しいなぁ!
以前は、麗江のような町が中国らしいと思っていたけど。。。
これほどロシア風なのはハルピンだけかも?
ラサの街なんかどんどん漢化されていて、
ある意味ハルピンと対照的だったりする。
<< 賑やか!夜のキタイスカヤ@ハルピン 桜と雪と新緑と。。。東北一周 #2 >>