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タグ:Trekking ( 53 ) タグの人気記事
絶景!つつじに覆われた葛城山へトレッキング&キャンピング
7月上旬並みの晴天の五月半ばの週末。

テントをザックに詰めて大阪府と奈良県境にある葛城山にトレッキング&キャンピングしてきました。テント持ちトレッキングは実に8年ぶり!
標高は1,000mもない低い山ですが。。。運動不足の体に14〜15kgあるザックをしょって急坂を2時間は堪えました!
なんど引き返そうかと思ったことか。。。でもでも、山頂で合流する知人がいるので帰れません(笑


/// Saturday ///

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午後1時半出発。歩き出し1時間は杉木立の中、岩場の急坂をひたすら登ります。

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木陰で涼しいのですが汗が吹き出ます。

陽が少しずつ傾いて涼しくなり、息も整ってきて、

後半の1時間は勾配も緩やかになり楽になってきました。

休み休み歩いたので2時間半でようやく頂上へ。「着いた〜〜!!!」

白樺食堂で今夜のキャンプ場の受付を行って、テントを設営し、山頂近くを散策。


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ロープウェイでも来れるので、一般客もごったがえしていた山頂。


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最後のロープウェイが降りてしまった後は人もまばらで貸切状態。

キャンパーしかいない静かな山頂にそよぐ涼しい風が心地いい。

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ウッドデッキに座りながら暮れる夕日を眺めていました。


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奈良側の夜景。奈良も結構都会。。。

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/// Sunday ///

AM5時過ぎ。葛城山の朝。

まだロープウェイも動いていないので人もまばら。


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なかなかの眺めです。

ドローンが2台飛んでいました。

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もう見飽きるくらい一生分のつつじを見た気分になりました。足腰の筋肉痛もないし体調上々♪
テントを撤収して、昨夜の夕食と今朝の朝食分が軽くなったザックを背負って、
AM8時に山頂を後に。帰りは1時間半で降りて来れました。

いいトレーニングになりました!
by travelster | 2017-05-21 21:10 |  ├関西 - Kansai | Comments(4)
パステルカラーの競演!ヴェルナッツァの街 - Vernazza -

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モンテロッソ・アル・マーレから電車に乗ってひとつ東の駅、ヴェルナッツァで降りる。

駅を降りてメインの通りに出たら飛び込んで来た大きなパネル。


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2011年にリグーリア州を襲った大洪水。

ジェノヴァやここチンクェ・テッレも大きな被害に遭った。


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NATIONAL GEOGRAPHIC





後から動画を見ると、この平和な町並みが信じられない思いがした。

チンクェ・テッレの海岸沿いは日本のそれととても似ていて、

大雨が降ると上流から土石流が一気に町に流れ込む。


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わずか4年前に災害に遭ったとは思えないほどに街は復興していた。

日本と違うのは石造りの建物は日本の木造家屋と比べて、

土石流に流されない強度があるのか、流失したような

家屋が見当たらなかった。語弊を恐れず言うと、

うらやましく、日本の町並みは危うく儚げ。


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海に面した部分は入り江になっていて、そこを取り囲むように並ぶオープンスペースのパラソルの下でお昼にした。

テーブルが皿で見えなくなるくらいに沢山オーダーしてしずかな海と観光客を眺めながら食事を楽しんでいた。

途中から強烈なスコール!!!

パラソルがなかったらずぶ濡れになるところ!食べかけの料理を手際良く店内に運んでもらった。

イタリアのレストランも料理もほんとうに当たり外れが無くってそれだけで満足してしまう!

腹が満たされた所で、再びヴェルナッツァの目抜き通りを散策しに出かけた。


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土産物屋の軒先で足早に歩く観光客を眺めていたらなんか視線を感じる。。。

向かいの土産物屋のお姉ちゃんが挙動不審?!!


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おちゃらけお姉ぇちゃん^^

次々くりだされるおちゃらけポージング♪

もぅ、途中からカメラ構えるのそっちのけで。。。

道はさんでへんてこポーズし合っていたらお互いエスカレート(笑


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サービス精神旺盛すぎ♪♪(笑


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雨上がりに濡れた石畳のヴェルナッツァの町。。。風情があっていいねぇ〜〜

こちらの電線は電柱ではなく壁に這わしているので町並みがスッキリしている。


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さてさて、建物の間のせまい階段の入口に、

今朝居た、モンテロッソ・アル・マーレへのトレッキングコースの案内板が。。。

ちょっと行ってみる事にした。


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街の奥は狭い通路と階段でちょっとした迷路のよう。

あまり観光化されてなくて素朴な感じだ。

雨上がりのグリーンが鮮やか♪


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ところどころから入り江の町並みが見えた。

晴れて日差しがある日は気持良さそうだ。

どの建物も建替えずそのままなのがいい。



てくてく山の斜面に沿って歩いて行けば、

街の入り江を一望出来る場所に出て来た。


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なかなかの眺め♪♪

引き返そうかとも思ったけど、

先のモンテロッソ・アル・マーレへ目指す事にした。


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岩盤を削り出したわずかな急斜面にびっしりのぶどう畑にブーゲンビリア。


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収穫されたぶどうはこういう貨車に載せて運ばれる。


来た道を振り返れば。。。

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ヴェルネッツァの街がもうあんなに遠くに。。。


そして、、、これから行く先を見渡せば、


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その先に、モンテロッソ・アル・マーレのビーチが。

電車でひと駅、数分の距離をてくてくと歩く。

軽くアップダウンがあって歩きやすい道。

低木に遮られ視界は今ひとつだけど

の〜〜んびり歩いてる昼下がり。


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こんななーーんの変哲も無い風景と時間が、

旅が終わってみれば印象に残ってたりする。

観光名所をいくつ回ったかより思い出深い。

なんでかね〜??


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再び、遠く〜にモンテロッソ・アル・マーレのビーチが見えた。

山肌の道路には路駐のクルマがびっっっっっしり!!!

ホントこんな地形だから駐車場がないのだ。


下から上がって来た観光客が手のひらに

小さな木の実をくれたよ。


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少し下ったら、たくさん実っていた。

ちょっとつまみながら石段を一気に降りて行く。


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モンテロッソ・アル・マーレの隣りのビーチ。

戻って来た〜〜♪


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本日再び、モンテロッソ・アル・マーレ駅から電車に乗って、

次は3つ先のマナローラへ。時間もちょうどよい感じ。

ここで夕暮れのマジックアワーを過ごすことにした。


刻々と色合いが変わるそれは幻想的な。。。


2015.8.10 Vernazza, Cinqueterre, Liguria, Italy


■北イタリア旅  I N D E X

《海編》

2015夏旅 - イタリア北部
イタリア地中海沿岸にあるカラフルな漁村『リオマッジョーレ』へ・・・
夕暮れのリオマッジョーレ - Riomaggiore at dusk -
イタリアのビーチリゾート「モンテロッソ・アル・マーレ」 - Monterosso al Mare -
パステルカラーの競演!ヴェルナッツァの街 - Vernazza -
麗しのマナローラ - Manarola -

《山編》
Go North !!! - Mediterranean to Alps
I ♥ Sportster
豪華絢爛♪ Classic! Historic! Collectors various rounded cars!!
絶景!欧州屈指のヘアピンロード。アルプスのステルヴィオ峠へ行ってみた♪ - The Stelvio Pass #1 -
ちょこっとスイスを走る♪ - The Stelvio Pass #2 -

《湖編》
怱卒な夜 - Varenna -

《街編》
Milan#1
Milan#2
by travelster | 2015-10-04 01:00 |  ├Italy | Comments(8)
カンボジアのマチュピチュ プレアヴィヒアから眼下を望む - Preah Vihear Temple -

朝の6時にシェムリアップの宿を発ってランチを挟んで8時間。

125ccのスクーターの後部座席に乗りはるばる辿り着いたのは、

タイとラオスとカンボジアの国境に広がるダンレク山地のふもと。



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男がたむろする観光管理所で$5ほど払いバイクを乗り換え山頂まで別の現地人に乗せてもらって山頂へゴ〜〜!
向かったのはカンボジア領地にある標高650mにある天空に浮かぶ神の山の寺院『プレアヴィヒア遺跡』

バイクのエンジンを唸らせながら急坂を上りつめると数軒の露店が並んでいた。そこから遺跡までは歩いて向かう。
歩き出した道を間違えたのか、誰も歩いていない荒れ地に延びる一筋の細い道が続く。

『道違ってる気がするなぁ。。。』

と思いつつもあまり気にせず(笑)、でも少し地雷を気にしつつ、
脇道に逸れないよう気にしながらてくてく歩いて行く。それでも、

やっぱりあまりに誰も居ないしすれ違わないので引き返そうかなと思ったその時、
迷彩柄の軍服を着た男がオフロードバイクに乗って近づいて来た。
一瞬ヒヤッとしたものを感じた。

男:『+#$&??』
僕:『I took the wrong turn.(道間違えたみたい)』
僕:『How can i goto ruins?(遺跡はどういったらいい?)』

と告げるとちょっと間を置いてから後ろに乗ってと言ってるっぽい。。。乗せてもらう(ラッキー)
道無き凸凹道を走ること数分(楽しい〜♪)と本来の道に出てきた。(楽チン)
りっぱな参道がそこにあり観光客も大勢居た。

やっぱり違ってたか。。。(苦笑)


遺跡をくぐり抜けて行くと不意に広く視界が開けた。

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見渡す限りの大平原。。。久々に見た地平線!!!

険しい山の上に造られたマチュピチュも凄いけど、



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ここも凄いわ。。。



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ふもとの観光管理所から遺跡までの途中で片側車線が崩落していた。



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絶対間違ってるな〜〜〜 な道。


この先は廃屋のような民家がポツリと建っていただけだった。

数年前まではタイ軍とカンボジア軍が対峙していたこの辺り。

「夏草や兵どもが夢の跡。。。」

って感じがするなぁ。ほんと。




2014.4.27 Preah Vihear Temple, Northern Cambodia



《 カンボジアの旅記事一覧 》
【Summary】Golden Week 2014
【Cambodia#1】後部座席が指定席!
【Cambodia#2】爽やかすぎるカンボジアの田舎道を行く
【Cambodia#3】カンボジアのマチュピチュ プレアヴィヒアから眼下を望む - Preah Vihear Temple -
【Cambodia#4】プレアヴィヒア遺跡にて - Preah Vihear Temple -
【Cambodia#5】夕呑み夕涼み。。。
【Cambodia#6】Go back to Siem Reap
【Cambodia#7】密林の奥にたたずむコーケー遺跡に登った - Koh Ker -
【Cambodia#8】究極の廃墟?!ベンメリア遺跡 - Beng Mealea -
【Cambodia#9】湖の水かさが10m増減する集落へ行く - Kampong Phluk -
【Cambodia#10】アンコールワット - Angkor wat -
【Cambodia#11】シェムリアップにタイムズスクエア?! - Pub Street -
【Cambodia#12】自転車で巡ったアンコールワット遺跡群 - Angkor ruins -
【Cambodia#13】Siem Reap Snap Shots
【Cambodia#14】エキサイティングなアトラクション!ジープ・ツアーでトンレサップ湖へ - Kampong Khleang -
by travelster | 2014-07-05 21:48 |  ├Cambodia | Comments(6)
弥陀が原トレッキング中に緊急ニュース?!
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/// Day2:晴れときどき曇り。地元は記録的豪雨 ///


「明日どうしようかねぇ〜?」
しとしとと雨が降り続く昨夜のホテルの部屋での話題。
北アルプスを貫く山岳観光ルート『立山アルペンルート』を西から東へ全線抜けるつもりだったが、テレビを見てもネットを見ても明日の天気予報は全般的に雨模様。
運賃1万円払って何も見えなかった。。。乗っただけ。。。では18きっぷトラベラーには割が合わない。(笑

テレビのチャンネルをニュースに合わせ、かき集めた観光チラシやらiPhoneやらtabletやらを見せあいながらベッドの上であーだこーだ。雨はともかくこの予定を考える作業が好きだ。投宿先のホテルまでの時間と空間を色んなパズルを探しながらはめ込んでみてはまた探して組み立てる。旅のシミュレーションでありちょっとした空想旅行モードに頭の中がスイッチしてる。

旅の予定の立て方は意外と人それぞれ違ってておもしろい。
A.正確かつシーケンシャルにスケジュールを組む!
B.時間軸や空間軸は割と適当。パラレルにスケジュールを組む!
C.あえて何も調べない。観光案内所で情報収集したり、現地人に訊いたりして行く!
D.何も調べなくても大丈夫!添乗員とか友達とかにおまかせ&ついていく。
なんだかAとBは血液型そのまんま。。。でも当たってる?
ボクはたいていBである。事前には綿密に調べるのに本番になればわりと適当で気分次第で動く。
1〜2時間、50〜80キロ程度の誤差は織り込み済み。何カ所も見所を回る観光はニガテだ。見たいところが2カ所あったら無理してキッチリスケジューリングしてでも回るよりは絶対1カ所に絞るほうだ。時間気にしながら道草は喰えないってもの。道草大事!寄り道は旅のスパイスだ。
相反するようだけど昼夜を問わず長距離移動は全然苦に感じないのでそこはバイク乗りの性分なのかも。。。

結局昨夜は、この4パターンに絞った。
a.立山アルペンルートをすべて見る。そして直江津へ。(晴れのベストパターン)
b.列車(18きっぷ)で周遊。そして直江津へ。(雨でも出かけるパターン)
c.レンタカーを借りて富山近県を周遊。そして直江津へ。(雨でも出かけるパターン)
d.トラムで富山市街観光。そして直江津へ。(雨で悶々パターン)

夜通し降っていた雨はなんとか朝には止んでいた。が、
電鉄富山駅に行くと室堂のライブカメラが霧だけを映し出していた。
駅前のトヨタレンタカーに問い合わせると1台空いているって!?借りようぜぇ!
って事で今日のプランは a と c の折半。行き先は立山アルペンルート、アシはレンタカーで。。。

室堂へは学生の頃、雷鳥沢へ1週間ほど夏スキーに行ったっきりだ。
初夏でも数百メートルほど雪渓(山崎カール)が残っていて、スキーをかついで登っては滑ったっけ。
20年以上前の事で懐かしさもあり、室堂まで行って雷鳥沢辺りを歩いてみたかったが濃霧のため室堂は諦めて霧の晴れた弥陀が原まで行って折り返すことにした。

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www.alpen-route.com



前回はツアーバスで通り過ぎただけの弥陀が原で下車。
帰りのバスが来るまでの2時間ほどトレッキングを。
夏の山はやっぱり涼しくて気持ちがいい!!





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立山カルデラ展望台

バス停から所要時間20分ほどの登りで行ける。

冬には眼下の辺りで10メートルほど雪が積もる。

ここだけは雪不足なんて無縁の場所なのだ。





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フラットで歩きやすい弥陀が原遊歩道







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尾瀬ケ原(過去記事Click!)をグッと広くしたような湿原が広がっている。



「涼しいぃ〜〜!!」

人が少なくゆったり歩けた。

iPhoneをイジっている友人が言った。

「なんか大阪エライことになってるらしいで!」

今日の未明の記録的豪雨で地元のどこかが冠水してるらしい。。。

「うそッ?ウチ大丈夫かな。。。」





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富山から信濃大町に抜けたいマイカー客向けのビジネス。お値段まぁまぁいい商売だ。

立山駅から信濃大町まで直通道路が無い故のビジネスだったりする。

立山アルペンルートの交通もその雇用も同じなワケで。

でも無理に道路通さない(通せない?)ほうがいい。

手軽に行けないところもあってもいい。

ボクら旅行者は不便だけど。。。






投宿した直江津の宿にて。
今朝未明の豪雨がテレビで流れている。
1時間91ミリ!の記録的豪雨は自宅の近辺だった
ニュースはまったく詳細が判らないので不安が募ってきた。
気になりタブレットでネットを検索したら載ってたローカルな書き込み!
普段はくだらない便所の落書き(にChのこと)の野次馬的記事がリアルで見入る。
冠水していたら即帰るつもりだったけど、ギリギリセーフだったので旅を続ける事にしたのだった。
それにしてもこんな時に居ないって。。。GWのポカポカ陽気の東北ツーリングの時も関西は大雨だったし。晴れ男??

あすは早朝に佐渡島初上陸!

2012.8.14 Midagahara Plateau, Toyama-Pref, Japan
by travelster | 2012-09-02 20:36 |  ├中部 - Chubu | Comments(4)
Machu Picchu 100th Aniversary

今月(2011年7月)でマチュピチュ発見から100年!!へぇ、知らなかった!

七夕の7月7日には現地で100周年の式典が行われたそうだ。


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ワイナピチュピークから眼下のマチュピチュを眺めて。

ジグザグの道路はバス道。その上のグリーンがマチュピチュの遺跡。

夜の雨が上がり朝靄に包まれるマチュピチュ遺跡を突っ切り背後の山に登る事にした。

マチュピチュからさらに1時間弱、急峻な崖道を登るとワイナピチュ(ケチュア語で若い峰)に行ける。

入山制限があって一日400人しか登れないが、朝一番だったので誰も居ず心細かった!

山の頂上にある(と思っていた)マチュピチュを見下ろすのはなかなかの絶景。

ワイナピチュのピークは岩場で尖っていて数人しか立てないほど狭い。

ココから眺めるとあのマチュピチュが麓の村に見えて不思議。







嗚呼!もう一度だけ行きたいー!


2004.4 Machu Picchu, Peru (photo)



■南米旅 '06 I N D E X

《ペルー》

- Cuzco
- 洋の東西で・・・
- 日本車じゃなくって?
- 坂・坂・坂・・・
- viva el perú
- Day trip
- 羊飼い
- とうがらし?
- 旅の愉しみ
- 姉妹
- 見つけた!16角の石!
- 城下町?
- マチュピチュの村。アグアス・カリエンテスへ。。。
- 峡谷を行くペルーレイル
- SuiteRoom@AguasCalientes
- 霧が晴れて…姿を現した空中都市「マチュピチュ」
- ワイナピチュに登る。マチュピチュを見下ろす。絶景!!
- 凛々しいまゆ毛の赤ん坊とリャマ。のどかなラクチー遺跡
- クスコからプーノへ。。。車窓からのどかな眺め
- 地元のイベント?
- 富士山より標高の高いプーノの街はとてもカラフルだった
- 汽船が運航する世界最高地点の湖。ティティカカ湖 - Largo Titicaca
- 目覚めがいい旅先の朝
- 建築中なのに入居中?
- 厳重警備のリマ旧市街のアルマス広場。でもフレンドリーだった警官達
- アルマス広場は家族連れで大賑わい♪
- リマの新市街「ミラフローレス」を夕涼み散策♪
- Machu Picchu 100th Aniversary

《ボリビア》
- Copacabana
- う、うめ〜〜。ラ・パスの名物B級グルメ「セビッチェ」
- 世界最高所の首都、ボリビアの「ラ・パス」はすり鉢のような街だった
- モチーフが示す意味
- 空気が薄すぎる坂の街「ラ・パス」
- 気味の悪いお土産。。。ミイラ鶏
- 文化祭?高校生でごった返してたボリビアの小さな村「ポトシ」
- 鮮やか!アンデスの伝統手織物「アワヨ」
- 絶景のウユニ塩湖
- 夕暮れ
- 地球離れしたボリビアの絶景にため息。。。
- Stone Tree
- LandCruise
- 修理中のオートバイはLoveBolivia♪
- 朝メシ前にワイルドなアンデスの露天風呂でい〜ぃ湯♪
- 言葉を失う絶景。。。神秘の赤い湖「ラグナ・コロラダ」
- 雄大なボリビアの絶景「ラグナ・ベルデ」。あの山の向こうはチリ!

《チリ》
- 空気が濃くなった!チリの最初の町、サン・ペドロ・アタカマへ一気!
- チリの長距離バスはちょっとラグジュアリー
- サンティアゴ国際空港
by travelster | 2011-07-15 00:19 |  ├Peru | Comments(6)
翁杉大往生

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屋久島の推定樹齢2000年の『翁杉』が倒れたとのニュース。
2010年9月9日夕は異常がなく、10日の朝、地元ガイドが倒れているところを発見したそうです。
100年レベルの話ではないので、自分自身の一生の間にこのニュースに出会ったことは凄い確率かもしれません。
屋久島の杉は倒れてもそのままです。その杉から新しい杉が育っています。その世代交代の様が屋久島の世界を形作っています。
それにしても人の目に触れず未明に倒れてしまったとは大往生です。1000年後には倒れてしまった翁杉から立派な杉が育っているはずです。

既出の屋久島紀行にこの写真は載せていなかったのですが、今載せないとお蔵入りしそうなのでアップしました。

2007.5 Yakushima, Kagoshima-Pref, Japan (Photo)
by travelster | 2010-09-12 23:38 |  ├九州 - Kyushu | Comments(6)
晩夏の尾瀬を歩いて


前編の野反湖キャンプに続き、”2010ねん夏休み写にっき” 後編です。



/// Thursday ///
キャンプ2泊目はかねてから行って見たい場所の1つだった『尾瀬』へ。
文字通り尾瀬に花を添える"ミズバショウ"も"ニッコウキスゲ"もとっくに終わっているし、
紅葉の秋にはまだ早く、旬のはざまのこの時季だけどその辺りの事はあまり気にならない性分かもしれない。

尾瀬に一番近い町、沼田に本屋を見つけたので登山マップを購入する。

おひるに入った焼き肉屋(沼田市街から尾瀬への途中には焼き肉とかカツ丼など肉系の店が少なからずある♪)で肉を裏返しつつ、地図を広げて情報収集。クルマでのアクセス方法も数パターンあり、それによって泊まれるキャンプ場や歩ける場所も変わって来るようだ。ふむふむ、尾瀬はけっこう広い。。。
(エントリポイントは違っても中で繋がっているので、歩く距離を気にしなければどのキャンプ場でも設営は可能なよう)

公園内にある3つキャンプ場
- 山ノ鼻キャンプ場@尾瀬ヶ原
- 見晴(下田代)キャンプ場@尾瀬ヶ原
- 尾瀬沼キャンプ場@尾瀬沼
のうち、3.3kmの徒歩を含め鳩待峠のパーキングからキャンプ場が最も近い山の鼻キャンプ場をセレクト。
今宵はここに1泊し、夕暮れと翌朝のマジックアワーにささやかな散策を楽しむことにした。
天気予報は”晴れ”。

鳩待峠から山の鼻キャンプ場へのトレッキングコースは全てカラマツの木道(もくどう)が敷かれている。
この木道というコトバは、広辞苑にも載っておらず尾瀬から生まれたのだそうだ。
木道の設置費は平均12万円程度。一歩に換算すると約2万円である。
木の端に東京電力(*)のマークと設置年が焼印されていた。
H17,H18,H20。。。新しい。高価な価値はある。
他に群馬県や福島県のマークがあったり、
年代によって敷き方や楔が違ったり、
木道に着目しても面白い。


食料や飲料を背中にしょって運搬している人(ボッカ)とすれ違った。
ゆうに重さ50kgはありそうだ。ヘリでの運搬が主流の現在、珍しい。
ボッカを職業とする人が居るのは、尾瀬以外に夏の白馬だけという。

日没前に、少し山の鼻ビジターセンタ近くの散策路を歩く。
季節的には旬を過ぎたこの時季でも、それを感じさせないくらいに圧倒的で独特な尾瀬の雰囲気に魅了された。

(*)尾瀬国立公園の大半は東京電力が所有し、管理&保守している。

/// Friday ///
少し東の空が明るくなってきた。
テントのジッパーをおろし空の様子をうかがう。
時計家に忘れ、携帯も圏外で日出までの時間が判らない。
見上げると空だか霧だか雲だかわからないがほのかに青白くなっている。

タンクトップだと少し肌寒かったのでカッパを羽織りテントを出る。
早朝は、熊がうろついてるらしいので声を出しながら歩き出し、霧の尾瀬を楽しんだ。

(以下、写真全て拡大可)


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圧倒的な木道の存在感、風景に際立つ。

幻想的な朝はいいなぁ。。。まるで天国を浮遊しているようだ。

テントは荷物だが、こんな風景に出会えると思うと山キャンプが苦にならなくなった。




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小さな池のほとりのベンチでささやかな朝食を。

東の空に陽が差し一瞬あたりが砥粉色に変わる。

夜明けの尾瀬劇場。観客は嫁さんとボクの二人。





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ひと月もすれば、一面茶褐色の季節の季節を迎える。

尾瀬ヶ原の中央を突っ切るように伸びる木道は、尾瀬のシンボルだ。

最後の2枚は新兵器 Carl Zeiss Planner 50mm F1.4 で撮影。イメージがグッと変わる。
(Unsharp Maskかけてるような写りですが、そのままなのです。)



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夏がくれば 思い出す

はるかな尾瀬 遠い空

霧のなかに うかびくる

やさしい影 野の小径

夏がくれば 思い出す

はるかな尾瀬 野の旅よ

作詞:江間章子
作曲:中田喜直





2010.8.26-28 Oze, Gunma-Pref, Japan



片品村

尾瀬を離れてその後
by travelster | 2010-09-05 08:57 |  ├関東 - Kanto | Comments(32)
ゲリラ豪雨でテントに戻れなかった! 野反湖キャンプ
先週の水曜日から今日まで、少し遅く短い今年の夏休み。
関西から微妙な位置にあり、なかなか行ける機会がない上州(群馬県)エリアにキャンプ&トレッキング行ってきました。嫁さんも一緒で四輪です。
ペンシルバニア産の鉄馬には ETC 付いてないため最近、ロングは選択肢から外れてしまってます。

いつものように、夜の間に一気に信州まで行き、初日の朝からゆっくり信州〜上州を回ります。
一泊目は野反湖@群馬県、二泊目は尾瀬@群馬県へ。
三泊目以降(四泊まで可)は未定。

前編、後編の二回に分けています。

以下、 ”2010ねん夏休み写にっき” 前編ゴー!

/// Tuesday ///
仕事を終え、自宅を 20:30 出発。
家の近くで腹ごしらえ。出て早々まったりしてしまう。
そして次は、コンビにでスナックと缶コーヒーを。
そして次は、GSでガスを入れてエアチェック。

走って止まって、ちーーっとも距離がすすまない。
えっと、何処まで行くんやったっけ?(笑

高速に乗るとスイッチが入った。
頭の中がロングドライブモードに切り替わる。
名神〜中央道〜長野自動車道を激走。一路信州へ向かった。
名神や東名は昼より夜中の方が交通量が多いくらいなのだが、中央道はそれほどでもなく空いていていい。
途中1度、トイレと給油を一緒に済ませ大阪から約430Km、信州北部の小布施P.A.に到着。日の出までの3時間弱、ここで時間調整しよう。



/// Wednesday ///
まぶたが明るくなってきて目が覚める。まだ8月だからか、朝の冷え込みもさほどないみたいだ。
5:30 に小布施P.A.を出発。信州中野インターで降りて志賀草津道路へと向かう。このあたりは長野五輪で高速道路が整備されて、湯田中温泉をパスするバイパスも出来、志賀高原へのアクセスが随分と良くなった。

高校生時分、夜行スキーバスで志賀高原に行くとなると(志賀は関西発夜行スキーバスでは一番遠いエリアになる)塩尻辺りで中央道を降りて、長野市街を抜ける延々下道(Route18。通称アップルライン)ルートしかなかったから湯田中の狭い温泉街を抜ける頃には、登りきった眩しい太陽をバスの窓からやきもきしながら眺めていたものだ。(なにせ出遅れるとリフト待ち時間が長くなり、そして滑る時間が短くなる事態に陥るので一刻を争うのだから。^^)

サンバレー、丸池、蓮池、木戸池、前山、横手山、渋峠と点在する志賀高原のスキー場の緑のゲレンデを通り過ぎ、渋峠を越えると左手に芳ケ平が広がる。ここからの眺めはいい。人工物は山小屋以外一切見当たらない。


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奥に見える白根山は一変して、硫黄臭の立ちこめる荒涼とした雰囲気が広がる。


時間はまだ7時前。半袖でもまだ寒くはないが、風は心地よい冷たさを含んでいた。大阪でこの風を感じれるのはまだ1ヶ月先も先だ。
眩しい朝日を浴びて、路肩をふらふらと走っている夏期合宿の学生。酸素が薄い?しっかり走れ〜♪^^

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池が見える辺りはトレッキングルートが付いていて歩ける。



志賀高原のゲレンデは普通のスキー場がいくつも収まるくらい広大で本州スキーヤーにとってはもうパラダイスであって、
また、ツーリング本には必ずオススメルートベスト10にランクインされるバイク乗りにとっては垂涎のルートでもある。

学生&20代の頃は毎年スキーだったけど、30過ぎてスキーはぱったり。。。
志賀高原はもっぱらバイクツーリング&キャンプの場所になった。
これからは?トレッキング?はたまたスキー返り咲き?
スキー1回でアジアへ1回行けるからなぁ。
う〜〜〜ん。後者優勢。

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上の3枚は、13年前の1997年に1台目のハーレー(Sportster 883)で信州経由で南東北をまわったときの写真。
当時もここを通過したのは早朝だった。ここからロマンチック街道で中禅寺湖、日光へ向かったのだ。
今でも良く覚えてるけど、リバーサルフィルム(PROVIA)を初めて使ったのはこの旅だった。ツーリングに初めて三脚をくくり付けて行ったのも。
ビューワーとルーペで見るフィルムの鮮やかさに感動してそれからというもの、ロング・ツーリングには必ずリバーサルを詰めて行った。
それまでは、この眼で見て感じた感動と、出来あがった写真のあまりの落差に目眩がするくらいしょぼい写真ばかり。

「これは違いすぎる!旅先の感動をそのまま写真に残したい!!」

と思い立ち、本格的にカメラのしくみを復習し、写真を撮り始めたのがこの旅だった。
自分の中では、写真に対するちょっとしたターニングポイントの旅だった。
今でもまだ自分の理想には届かないがこの時よりはマシになった。


そして今回は、そのロマンチック街道で片品まで同じ道をトレースする。


草津温泉を抜けて1日目のキャンプ場、『野反湖(のぞりこ)』へと向かう。場所は群馬県の北西端、上信越高原国立公園の中にあり山深い。(北へひと山越えた新潟側の最初に出会う集落で越後の秘境と言われる『秋山郷』がある。距離は近いけど、クルマで峠越えは不可能なよう。こちらはまたの機会ってことで。。。)


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(拡大可)



キャンプ場にテントを設営し午後から八間山頂までトレッキング。往復二時間半の行程。
往路の途中から雨がぱらつき、途中から本降りになって半時間ほど木陰で雨宿り。
眺望が良いとチラシに書かれていた山頂はあまり展望開けず、少し期待はずれ。
写真も撮らずに下山する。復路は雨も上がり、撮影しながら降りた。


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熊笹に囲まれた登山道。

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振り返り、遠目に見た山肌はゴルフ場のよう。

雨後でもぬかるみや岩場もなく、枯れた熊笹がクッションになりフラットな路面が歩きやすい。


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右側に歩き出しの富士見峠駐車場が見える。

画面から切れているがすぐ横に野反湖が広がる。

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富士見峠駐車場から野反湖を望む。

キャンプ場はちょうど真向かいに位置する。

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少し日本離れした雰囲気がある野反湖。右上にちらっとクルマの道。

日本のダム湖には珍しく、緩やかな湖岸沿いの山の斜面。

今年は残暑が厳しく電力消費量が多いため、

貯水量も例年より少ないそうだ。




下山後、キャンプ場に戻る。着替えを取り出してクルマで温泉と夕食の買い出しに出かけた。
まだ少し暑く風を入れるためテントの足元のチャックを少しだけ開けて。

これが後で大きな心配事に。。。

クルマで15キロほど狭い舗装路を下ったところにある露天(京塚温泉)に浸かって、Aコープで買い出し。
店を出ると重い雲が立ちこめていた。帰路を急ぐ。雷鳴が響き、ボツリ、ボツリと雨が降り出す。大粒の雨はやがてゲリラ豪雨のように勢いを増してきた。
そして1.5車線の舗装路は川のようになり、いつ道路が陥没してもおかしくないくらいに激しく雨水が路上一面を流れていた。こうなるとキャンプ場に張ったテントが心配になってくる。雨は一向に収まるどころか勢いを増し、あたりは夜中のように暗くなっていた。そして急にクルマの調子が悪くなり上り坂は10km/hほどしか出なくなった。

ようやくキャンプ場の受付にたどり着くと管理人が二人、床の水を掻い出していた。
管理人のお兄さんはやれやれと言った表情で、「こんな雨は久しぶりですよ」と。
カッパを着てテントの張ってあるキャンプサイトまで行くべきかこのまま止むのを待っているか迷っていた。
いやいや、外に出れば10秒でずぶ濡れになるし暗闇の中を川のようになった歩道を歩いて行くのは気が引ける。行ったところで食事の用意も出来ない。
クルマの中で動くに動けず、狂ったような天気を眺めていると、もうひとりの管理人のおじさんがやってきた。
そしてこう言ったのだ。

「川が増水して今晩はキャンプサイトに行けません。」

ここ、野反湖キャンプ場は受付&駐車場からテントが張ってるサイトまで、遊歩道のような道(リヤカーを引いて行ける整備された綺麗な道)を歩いて10分程度のところにある。途中、2つ小川を横切ってサイトにたどり着く。先ほど、このおじさんが道の状況を見に行ったところ、そのうちの1つが増水して遊歩道が寸断されていてキャンプサイトに行くことが出来なくなっていたそうだ。
うーーん。今、この雨が止んだとしても、早くて川の水位が引くのは一昼夜かかるんじゃないか。
そして、申し訳なさそうに続けておじさんはこう言ったのだ。

「今晩はバンガローに泊まって下さい。ここから一番近いあそこの1番のバンガローに。。。」

バンガローのすぐ横は、炊事棟と食事棟とトイレがあってこの雨でも不自由は全くない。
心配なのはテントだけ。少しチャックを開けて出かけたので、中は水没していそうだ。
それよりこの雨でテントもろとも流されているんじゃないか気が気で無い夜だった。
貴重品とカメラが手元にあるので失うのは衣類とキャンプ道具一式なのだけど。



/// Thursday ///

「テントは無事か?」
早朝、4時過ぎに目が覚めそそくさと現場へ向かう。
途中、管理人さんが遊歩道を補修していた。
土砂を片付けたり、縁石を置き直したり、
サイトが広いと保守も大変なのだ。。

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ウッドチップを固めた赤色の遊歩道。

よほど水はけがいいのだろう。

水たまりひとつない。。。

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増水して渡れなかった場所。

岩や木が転がってると思いきや、

意外にも何事も無かったかのよう。

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熊出没注意!

特に朝夕は遭遇しやすい。

賑やかに歩くべし。

遭っても慌てず、

走り出したりせず、

落ち着いてその場を去るべし。








昨夜の豪雨がウソのような青空。

すかーっと晴れ渡っている。

で、テントは大丈夫?

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あったあった〜

よくぞあの雨風の中。

で、テントの中はどう??


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チャックを開けていた足元と反対側に置いていた衣類だけは1滴も濡れずに済んだ。床に少し水たまりがある程度。
なにはともあれ持ち物を失わず済んで良かった。これは日頃の行いがいいんだか悪いだか。
風で飛んでしまっては意味が無いから、コーヒを淹れて乾くのを見守る。

湖の一番眺めの良い場所を探して設営したのに、
結局、ここにテントを張ったのは、

湖を見ながら夕食を楽しむためでなく。。。
星降る満天の夜空を見上げるためでもなく。。。
小鳥のさえずりとともに朝を迎えるためでもなく。。。

ブランケットとシュラフとグランドマットとテントを乾かすためだった。ってことだ!(笑


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後編『尾瀬』に続く。




2010.8.24 Gunma-Pref, Japan
by travelster | 2010-08-29 21:04 |  ├関東 - Kanto | Comments(16)
絶壁に建つ砦 - ペイルペルテューズ


キュキュニャン(Cucugnan)と言う面白い名前の小さな小さな村。
欧州最大の城壁都市カルカソンヌ滞在翌日のステイ先をそこに決めた理由は、ネットに載っている星の数ほどありそうなホテルリストからレストランが良さそうなロッジを見つけたのだが、その場所がこの村だったというのがひとつ。そしてキュキュニャンの村からさほど遠くない場所に、急峻な崖の頂上に築かれた変わった要塞(ペイルペルテューズ)がありそこからの眺望がお目当てというのがふたつ目の理由。たいてい宿は現地でお気に入りを探すのだけど、宿が少ない閑散期のフランスの片田舎のこと。あらかじめ日本でネットから予約しておいたのだった。(今回は宿泊は全て日本で予約を済ませた。ここの宿のレストランに置いてあった Logis の分厚い本をもらって帰ってきたから次回はこれで安心♪ガイドブックのシンプルなホテルリストもオサラバだ)



なかなか回復しない曇り空を見上げつつ幾つかの緩やかで小さな峠を越える。
すれちがうのはトラクターとかロードバイクに乗った熟年のサイクリストくらい。歳を取ってこの峠でサイクリングを?なんともうらやましい限りだ。勾配が緩いフランスの地形とあいまって、山道でも視界をさえぎられない見通しの良い道が多いフランスはやっぱりサイクリスト天国!! 「ええなぁ~!」「めっちゃ気持ち良さそうっ!」 ハンドルを握り締めながら何度そうつぶやいたことか。雲間から強い一条の陽が差せば丘陵の一面の緑やシラカバの白い幹が一瞬にしてまばゆく輝いてため息が出てくる。湿気を含んだみずみずしい南フランスの里山風景を愉しみながらゆっくりと南へ下りキュキュニャンへと向かった。



幹線道路を避けて山道ばかり走っているとほとんどクルマや人に出会わないのと大きな谷の向こうの雄大な山の連なりがふと、合衆国の北西部、ワシントンやモンタナあたりを走っているような錯覚すら感じるのだった。フランスもユーラシアの一部、島国とは異なり大陸的なところがある。こんな風景に対する憧憬が強いのは島国で育ったからだろうか。昔、知人がフランスの友人を連れて信州やら群馬をツーリングしたときに、日本の山道に凄く感動したんだって。。。そしてそれを聞いたときに 「こんなありふれた道がねぇ~?」 と思ったことを思い出した。欧米人にしてみれば森林に覆われた延々と続く日本のくねくね道もまた逆の意味で "Great!" だったりするのだ。



要塞へのトレッキングを日暮れどきに合わせたかったので、ひとまずキュキュニャンのロッジにチェックイン。このかわいらしい名前の集落は少し高台の斜面にあるので通りのどこからでも正面の山々の見晴らしがとてもいい。歩いても半時間もかからず見て回れるほどの小さな村だ。フィガロやクレアに紹介されてるメルヘン度満開南フランス村♪とまでは言わないが落ち着いた静けさがとても気に入ったのだった。




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頃合いを見て、サイフとカメラだけ持ち出してクルマに乗りイグニッションを回す。
ロッジから丘陵のつづらおれ道を十数分も走れば正面に急峻な岩肌がぐぐっと近づいてくる。絶壁のふもとに朽ち果てた改札口があった。昔はここが入り口だったのかな??途中、一軒のログハウスを過ぎる。キャラバン(=キャンピングトレーラー)が数台停まっていたからキャンプサイトだろうか。寄ってみても良かったか。。。先を急ごう。さらにつづらおれの道を駆け上がるとようやく未舗装の小さなパーキングスペースとビジターセンターが。クルマは1台も停まっていない。「うあぁ~ここも貸切かな?」
改札は18時半までであと半時間ほど。。。間に合った~
(下山したときもゲートは開いていたのでいつでも入れたのだった)


受付小屋にはこの地方の自然や歴史について書かれた本や写真集、絵はがきが置かれ、オリーブ色の制服を着たレンジャー風ガイド風のきりっと美人な若い女の人が独り居た。ちゃんと管理されている国立(?)公園。。。という印象を受けた。
(受付からしてあまりに胡散臭いとあっさり引き返すこともしばしば。どうでもいいところで慎重だったりする。個人旅行でツアーでもなくガイドもおらず他に人も居なかったりすると見極めるのは自分しか居ないから取り越し苦労でもこれはしょうがない。(笑))
改札でチケットを買う。
「ジャポン?」
と訊かれた。貰ったレシートには

Château de Peyrepertuse
ww.chateau.peyrepertuse.com
Date: 05/05/2010 Heure: 18:05
--------------------------------------------
2 Japon 0.00
2 Billets adults 10.00
--------------------------------------------

と。国が印刷されてるなんて珍しい!
URLのwが1コ抜けてるのはご愛嬌。。。
さて、行こうか♪

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尾根にある要塞への道にはところどころ雪が少し残っていた。
本当に季節はずれの積雪である。尾根に近づくにつれて勾配が急になり、ところどころクサリ場がある岩場を登る。不安定な足元に注意を払いながら歩く。足を止めて顔を上げれば遮るものがなく、ばーーん!と丘陵風景が広がっていた。背後には城壁がずずずっと尾根伝いに続いていてどこまで歩けば良いのやら??
先を見ると、ずっと上の城壁に子供の姿がちらり、ちらり。。。
フランス人ファミリーが上から降りてきたよ。
なんとなく安心感。。。
すれ違う人たちが家族連れだったら「あ~もぅ楽勝やな!」と思うしフル装備のトレッカーだったりすると「ひょっとしてとてもハードな道???」と気合が入ってしまう程ころっとモチベーションが上下する自分の気持ちに笑ってしまう。
(画像全て拡大可)


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砦のてっぺんにたどり着くと寒く強い風が吹いていた。
朽ちた石壁が残っているだけで吹きっさらし。空はまだまだ厚い雲に覆われていて日暮れを待っても焼けそうにない空だった。しかし飛び込でくる風景は絶景。冷たい風に煽られながら長年にわたって凄まじい戦いが繰り広げられていた中世の時代にしばらく思いを馳せる。こんな場所に石を運び、組み上げたのだから恐れ入る。信仰を守るために命がけでここに篭城したそうだが城壁内は狭く耕作も不可能に見える。とても長期生活なんて出来る環境になかっただろう。暗くなるまでここに居たい気がしてきたが嫁さんは寒いのとゲートが閉まってしまわないか不安で仕方ないらしい。。。
「それって締め出し逆バージョンやん?」
「お客さんが上から帰ってこないのに閉めるはずはないやろ~」
と言いつつ、万が一締め出されたら弁明のしようが無いので後ろ髪を引かれる思いで砦をあとにしたのだった。



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使われなくなったチケット売り場と要塞のある切り立った岩壁の尾根

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やや右のサンルームのようなバルコニーがあるのが泊まったロッジ


View Le château de Peyrepertuse in a large map





カトリック教会聖職者の堕落に対する反勢力が起源と言われるカタリ派はカルカソンヌからピレネー山脈までのラングドックルーション地方が地盤でこの一帯はカタリ派の里(Pays Cathare)と呼ばれた。同じキリスト教でもあるローマ教皇が派兵したアルビジョワ十字軍による大虐殺によってカタリ派は殲滅させられた。

Tuez-les tous, Dieu reconnaîtra les siens
「すべてを殺せ。神は己の者を知りたまう」

虐殺のとき、カトリック信者かカタリ派信者か見分け方を問われたローマ教皇特使はそう叫んだそうである。人里離れた地の岩山に立つ難攻不落であった要塞にその悲劇性を重ね合わせれば歴史マニアでなくともグッと来てしまうのだった。





2010.5.5 Peyrepertuse, Languedoc-Roussillon, France

Duilhac-sous-Peyrepertuse





F R A N C E I N D E X

《 P R O L O G U E 》
Discover Southwest France
I'm home from Barcelona

《 T O W N S 》
濡れるカルカソンヌ
欧州最大の城壁都市 - La Cité -
絶壁に建つ砦 - ペイルペルテューズ
ランチタイムはエウスで
コリウールの色 - Couleurs de Collioure
コリウールの灯 - Lumière de Collioure

《 C O U N T R Y S I D E S 》
French roads
Forked road
Les Pyrénées
南仏の車窓から

《 W I N E R Y S I T E S 》
Limoux
Maury

《 A U B E R G E 》
ワイン貯蔵庫がダイニングになったオーベルジュ

《 O T H E R S 》
フランスキャンプ事情
Ermitage - 隠者の家

S P A I N I N D E X

《 B A R C E L O N A 》
BCN#1
BCN#2
BCN#3
BCN#4
BCN#5
BCN#6
BCN#7
BCN#8
by travelster | 2010-06-18 23:18 |  └France | Comments(16)
日本最高所 雲上の湯 "本沢温泉"
きのうの金曜日、休みが取れた。

木曜日の仕事を終えて、蓼科へ向かった。
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長距離トラックの列に挟まれながら中央道をひた走る。

諏訪インターで降り、暗闇のメルヘン街道を東へ。

蓼科別荘地を抜けてぐんぐん高度を上げる。

闇からタヌキ2匹、シカ1匹がお出迎え。



朝の4時に麦草峠(⇒国道で2番目に標高の高い地点)に到着。

誰も居ないパーキング。少し仮眠して、7時出発。

八ヶ岳をトレッキングして向かう先は、

日本最高所の露天”本沢温泉”。

のんびりとトレッキング♪

のつもりだったのに

それがそれが。



麦草峠からの歩き出しは、
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ここは屋久島?と思わせる苔むした木々の樹海。

写真を撮ってばかりでまったく距離が進まず。

後から思えばのんびりしすぎだった~。



地図によると本沢温泉は『天狗岳』を抜けて麓に下る。

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少しずつ高度を稼ぐとようやく視界が広がってきた。

「その天狗岳って一体どの山なんやろうなぁ。。。」


時は11時。

登り出し4時間。

すっかりお昼である。

「まさかあの山じゃないよなぁ~」

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降りてきた人に聞くと、どうもあそこ(Here!)が天狗岳らしい。

「あぁ、あれがそうですか」

なんて平静を装いつつ心境は

「ぇえぇぇ~!!」

温泉に着く頃は日が暮れてしまうよ~~!

今日は平日。ボクの後ろには登山者は居ない。

日が落ちた秋の登山道を歩くなんて考えただけでも恐ろしい。



本気で帰ろうかと思った。。。



小さい一歩がなければ、決して近づかない。

すばらしい景色にカメラを出すのももどかしく。。。

ひたすら歩き~!歩き~!歩き~!歩き~!の2時間半。

あんなに遠く見えていたピークが、

歩き続ければ辿り着くのだ。

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ピース♪


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誰も居ない露天の源泉。

無事に今回の目的を達成。

たっぷり1時間近く浸かっていた。
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あそこ(Here!)から降りてきた。

思わずあの頂上に届きそうな大声で、

『最高や~~!気持ちよすぎる~~!』

と叫んでしまった♪




それはさておき、
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一番温泉に近いパーキングからなら、

こんな景色の中を2時間も歩けば辿り着けます。(笑


2009.10.16 & 17 Yatsugatake, Nagano Pref, JAPAN
by travelster | 2009-10-17 23:13 |  ├中部 - Chubu | Comments(4)