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ラダックの中心地、レーに到着
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40度を越す暑季のデリーからインド国内線でラダック中心地、標高約3,600mのレーに到着したのは朝の7時過ぎ。
タラップから空港に降り立つと涼しい!爽やか!!


想像通りの小さな空港。普通の家屋のような木製の柱にチベット仏教の模様が描かれてる。小チベットと呼ばれるのもナットク。
このローカルでエスニックな雰囲気に「ついにヒマラヤの町に来た〜」と実感するのだ。


ターンテーブルの荷物をピックアップして空港から外に出る。
タクシーのドライバーにわんさかと寄ってこられると思っていたのが肩すかし。
軍人の多さに目を奪われた。と言っても皆リラックスしてるようで勤務中ではなさそうだけど。
レー空港は地理的にインドにおいてもセキュリティチェックの厳しいと言われる軍事空港だから当然と言えば当然。



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タクシーのドライバーがふたりほど声を掛けて来たので値段を確かめて片方の男のクルマに乗り込んだ。



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レーの市街地までちょっとだけ英語で会話。むこうも少し喋れるようで安心する。
去年の冬(2012.2)に、ハルビンに行った時はタクシーのドライバーが全然英語が通じなかった。
自分の英語力は置いといて、だからラダックはどの程度英語でやりとり出来るのだろう?と思っていたのだ。



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空港から真っすぐの緩い上りを暫く走ると徐々にレーの町に入る。
中心部に入ってもどこもシャッターが閉まってるし出歩いている人もまばら。。。
朝が早いからかな???と思っていたのだけど、結局この日の夕方までほぼ街中のシャッターは閉まったままだった。
だから町は一日中閑散としていて、食事をするのも水を買うのもままならなかった程だった。



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シュッとした木々はポプラの木。青空に明るい緑が映える。
荒涼とした山々をバイクで走りながら何度この緑に癒されたことだろう。。。



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クルマは細い細い小径に入って行った。
案の定、宿を案内させてくれ。。。となり、まぁ宿も決まってなかったのでちょっと見せてもらって。。。
外観を見た瞬間に、「あ、NG!!」と思った宿の部屋を見せてもらう時間の無駄さと言ったら。。。(笑


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最終的に、自分で思っていた宿に投宿。
1974年に開業したラダックで最初に出来たと言うゲストハウス「オールドラダック・ゲストハウス(OldLadakh Guest House)」へ。


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レーのメインバザールから路地裏の細い道をくねくねと入って行くとそこにゲストハウスはあった。
屋上からはレーの町が一望出来て、チベットのラサにあるポタラ宮のモデルなっているらしいラダック王国の旧レー王宮もばっちり眺める事が出来る。



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ラダックの宿泊施設はどこも基本的にキングサイズベッドでシングルルームは無い。広さだけはたっぷりなのだった。
泊まった部屋だけかもしれないが、排水が詰まったり温かいお湯が出なかったりと水回りが悪くって悩まされた。
いつも水溜まりになったシャワールームの床を跨いだ変な格好で冷水のようなシャワーで真冬の滝に打たれる修行僧のような気持ちで頭を洗っていたのだけど、
結局、宿を移るのもめんどくさい気がして泊まりがけのツーリングの時を除いてずっとこのゲストハウスにお世話になったのだった。
(どんだけめんどくさがりなんだ。。。)


ボクにとってラダック唯一の相談役だった宿のおとーさんと何度もこの宿の屋上でミーティングした。
判を押したような説明と利益誘導&事務的なツアーデスクはボクの知識欲を満たさなかった。
何かとあれこれツアーを勧めるような部分が見えてしまうのがどうも苦手なのだ。


我がの旅は自分で決めたい。
その手段としてツアーを利用することはある。
端から見れば微々たる違いだが自分では大きく異なる。これ重要!


その点、おとーさんも閑なもんだから(なんて言っちゃイケナイ。。。忙しい合間を縫って。。。^^)
いろんな疑問を普通に色々教えてくれた。そのスケジュールに無理は無いのかどうか。。。
パックされたツアーじゃないから紙に書いては何度も確認してはリスケし直したのだ。


訊きたい時にずーっと留守で誰も居なかったりと言う事が度々あったけど、
居る時は何でも訊けた。だから此処にずっと居着いたんだと思う。


荷を解いて軽くシャワーを浴びてサッパリした後、ベッドに横になった。
地球の歩き方をパラパラと眺める。レー市街の地図を見ると近くの通りについてこう書かれていた。
”レンタルバイク屋多い”
って。
「へぇ〜〜。レーでバイクレンタル出来るんや。。。」
移動はバスかジープチャーターかなぁと思っていた予定がサァーーッと頭から消えた瞬間だった。
と同時に、オートバイによるアドベンチャーソロツーリングの始まりでもあった。


2013.5.17 Ladakh, Jammu and Kashmir, India


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LowerLadakh #1
LowerLadakh #2
LowerLadakh #3
LowerLadakh #4
The way to WonderlandRestaurant in Leh
Khardung La, one of the world highest motorable pass #1 - near by Leh.
Khardung La, one of the world highest motorable pass #2 - near by South Pullu.
Khardung La, one of the world highest motorable pass #3 - Reaching Khardung La top.


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【ラダック映画】 ラダックとロンドンが舞台のラブロマンス
【ラダック映画】 バイクに乗ってラダックを走るシャー・ルク・カーン


■Royal Enfield
Royal enfield snapshots of northern india #1
Royal enfield snapshots of northern india #2
by travelster | 2013-06-11 00:37 |  ├India | Comments(8)
Commented by H.O at 2013-06-12 04:46 x
とても美しい写真ばかりですね。当たり前ですがインドと一言で言っても広いですからね~・・・

僕が以前暮らしていた所はインド系の移民者が多くいましたがインドの写真をこのように拝見できて嬉しいです。^^
traさんありがとうございます。
Commented by 川越 at 2013-06-12 18:36 x
私はインドは行ったことがないけど、たぶん行ったら帰って来られないと思います。それにしても外観を見ただけでNGってのはどんな感じなんだろう?写真はないんでしょうか?気になるなぁ。

それにインドでは水回りがまともじゃないという先入観があるので、今回のお話は「うん、うん、そうなんだろうなぁ」って感じです。でも写真で見る限りは綺麗なところで、なんだかとても楽しそうです。ちょっとだけ、行きたいなぁって思いました。(^^;
Commented by travelster at 2013-06-12 20:07
★H.O.さん
ラダックは景色イイです♪
アメリカの中西部やカナダのロッキー山脈の雄大さに引けを取らないスケールです。
インドだけどインドらしくないです。風景も建物も人々もチベットと言った方がしっくり来ます。
中国人と同じでインド人の移民も世界中に居ますね。
Commented by travelster at 2013-06-12 20:21
★川越さん
写真撮るの忘れました。^^
そこは広かったんですが、セメントで塗り固めただけのような殺風景な壁だったんです。
部屋の窓からの景色も今ひとつだったので。。。

水回りはホテルによると思います。
インドでは部屋を見せてもらう時に水回りのチェックも必要と思いました。

ボクは安宿は避けていたのでレーのゲストハウス以外はなかなかでしたよ♪
Commented by asiax at 2013-07-13 17:32
最初のページから、じっくりと拝見させていただきました。
やっぱり写真1枚1枚のクオリティが高いです。
風景に圧倒され、人々の表情に笑顔がこぼれ、なにより、寅さんだからこそ出あえた光景を、一緒に楽しませていただいて、本当にありがとうございます。
また続きを楽しみにしてます。
Commented by travelster at 2013-07-14 11:59
★asiaxさん
嬉しいコメントありがとうございます♪♪
ラダック(他のインドの地域も)の人々は朗らかでそういう意味では過ごしやすかったです!
asiaxさんとは移動手段は違えどその先を見てやろう!って好奇心は共通するものがありますねー(^.^)
Commented by Harper at 2014-07-25 01:06 x
Say, you got a nice blog.Much thanks again. Awesome.
Commented by travelster at 2014-07-25 12:31
★Mr.Harper
Thank you for comment.
Ladak is very nice place!!
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