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t r a v e l   p h o t o g r a p h y
Road to East Coast #3
南イタリアドライブ車中撮影第三弾です♪

南イタリア西海岸の都市『ナポリ』からスタートし、内陸の洞窟遺跡都市『マテーラ』を経てゴールは東海岸の玄関口『バーリ』まで、恒例?!クルマからの車窓風景を4編(1編増やしました)にわけています。

  Road to East Coast #1 風光明媚な町が点在。ソレント半島周遊ドライブ (Click!)
  Road to East Coast #2 西海岸から南アペニン山脈を越えて。南イタリアどまんなか (Click!)
  Road to East Coast #3 個性豊かな村々をつないでプーリア州の白い街ロコロトンドへ ⇒ 本編
  Road to East Coast #4 そして東海岸。紺碧のアドリア海へ (Click!)

※ドライブ中の画像はLUMIX(DMC-FX7)使ってます。少し荒い広角画像はMZ-3&FUJI REALA。


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バジリカータとプーリアの州境からプーリアを見渡す。
ターラントは土踏まず部分のイオニア海に面したプーリア州の県都。
こうして見るとイタリアって小さいようででかいのだ。




浸食によって削られたプーリアの断崖は、ドラマチックなガルガーノ半島や、サレント半島のひっそりとしたビーチと、この国でもっとも美しい海岸を作り出している。きらきら光る石灰岩の崖とエメラルドグリーンの海は、絶対忘れられない光景だ。地質学的には、この地方はイタリアの他の地域よりもクロアチアに似ている。プーリアだけでなく、南部全体に、満喫したいなら自分の車があったほうが便利だし、場所によっては車が必須となる場合もある。
(中略)
プーリアは、料理とワインを愛する人にとって、まさにパラダイス。まずいものを探す方が難しい。イタリアの食卓に並ぶ基本的な食材が、プーリアで生産されている。
ロンリープラネット イタリア版



渓谷と峡谷が連なる厳しい気候と風土のバジリカータ州が『影』なら海に面したプーリア州は『陽』という言葉が似合います。同じ南部なのに、この日差しの量の違いと言ったら。。。




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SS7で長い長い直線路をターラント方面へ下ります。








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港町のターラントまで下って海を見ようと思いましたが、ご覧の通り平野部は主要道もローカル路もやや単調。
あと10キロほどのところですがターラントを通らず東に折れ丘陵地帯に向かう事にします。





イタリア南部のくるぶしのあたりは緩やかな丘陵にぶどう畑と田舎道が広がり、ひなびた味のある小さな町が点在しています。
有名な所だけでも、

- オストゥーニ(Ostuni)
- マルティーナ・フランカ(MartinaFranca)
- ロコロトンド(Locorotondo)


と、比較的近郊(10〜15km圏内)に点在しています。この中からバーリへのルート上にあるロコロトンドを目指します。




この旅で最もドライビングが楽しかったのがこれから向かう丘陵エリア。
延々とクモの巣のように繋がるロング&ワインディングロード。
周りに広がる田園風景と中世の魅力的な小さな町。
信号は一切なし!!渋滞もなし!!オービスもなし!!
走ってよし!!停まって食事もまたよし!!
たまりません。最高です♪


町と町を繋ぐ田舎道は複合コーナーが連続していてドライブ好きの向きにはたまらない道がどこまでも。アクセルワークとブレーキングだけではオーバースピードでコースアウトして縁石が積み上げられた路肩にキッスしてしまいそうです。あちらではスモールサイズのクルマが一般的ですが、皆べらぼうに速い!!信号も無く自転車や歩行者も皆無でポリスも見かけず基本的に飛ばし放題!!
とはいえ、複合コーナーで速いってコトは、ストレート命じゃなさそうでアホでもなく技術レベルが高いんやなぁ〜。。。と感心しきり。彼らの流れに乗るのに自然と適切な早めシフトダウン&アップと、クリッピングポイントを置いたラインを意識していました。景色を楽しもうとアクセルを緩めるとすぐ詰められ短い直線であっさり抜いて行ってくれます。思わず笑ってしまいました。血が違いますのでそこそこに自制しつつ日本で楽しめないイタリアの適正スピードを楽しませてもらいました。(^^
彼らは日常からサーキットドライビングが染み付いているんじゃないか??イタリア人の頭の中は常に先でチェッカーフラッグ振ってる人が居るんでしょうね。きっと。(笑
こんなシチュエーションだからオートマティックよりマニュアルシフトが断然楽しめました。
もっともオートマティック車は殆どレンタカーのラインナップに無いのですけどね。


名だたるイタリアン・モーターカンパニーのあの思想は生まれるべくして生まれたのだと言う事がイタリアを走ってみてちょっと実感。クルマの性格は国の風土や文化を色濃く映し出しているのだというあたりまえの事を改めて感じます。


まさに ”ドラバーズ・ヘブン” & ”イタリアン・グルメ・ヘブン” です。プーリア州!


そんな状況なので、ワインディングでは両手とも多忙につき、撮った写真はほとんど見通しの利く直線ばかりになってしまいました。^^






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見渡す限りのオリーブ畑。

イタリア産オリーブオイルのほぼ半量を占めるのが

ここプーリアで生産され輸出されていると思うとため息。










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沿道にトゥルッリの建物が目立ち始めてきました。

GAS AUTO はガソリンスタンド。イタリアでは

ディーゼルは「Gasolio(ガッソーリオ)」。

ガソリンは「Benzina(ベンズィーナ)」。

取り違えてしまいそうです。






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前日、マテーラに泊まっていなければこのあたりに宿を取っていたはず。









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木々の間にトゥルッリが連なっています。とても有名な割にとても静か。

真上に燦々と太陽。シエスタにはまだ早い時間なのだけど?






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ちょこっとだけ庭におじゃました。

すみません。そして、ありがとう♪








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陽光に照らされたトゥルッリの白壁が眩しすぎる。

壁は石灰岩を釘やセメントなどの接着材料を使わず積み上げたもの。

スペイン王国に占領されていた頃、ここに連れられた農民達によって村が形成されたそうです。

オリーブしか育たない厳しい環境の中で、足下から採れる資源を使いこのようなユニークな建築様式が発展したのだとか。

有形、無形全てにおいて言える事ですが必然が生み出すものは例外無くどれも個性的。それが文化そのもの。

技術が発達しグローバル化された現代では創造は出来ても必然から生み出すことはもはや難しい。


※キャプションにアルベロベッロと載せましたが、写真の家は違うかもしれません。
記事を書きつつドライブルートと写真の時系列を付き合わせていて???
アルベロベッロは地理的に↓写真のもう少し先のようです。
トゥルッリはアルベロベッロ以外にもあります。








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高台に姿を現したロコロトンドの町。









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ロコロトンドとは、町が円形をしているために付けられた(ロトンドはイタリア語で「丸い」の意)。









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ロコロトンドで散策とランチタイム。

路地風景を次回♪






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上記はマテーラからロコロトンドへの途上、車中より撮影。
(左クリックで拡大)


2004.12 Puglia, Italy


■南イタリアドライブ旅'04  I N D E X

《ナポリ》

- Merry Christmas !
- Keep your head up.
- 朝雨
- ナポリの光と影

《ソレント》
- 陽が落ちれば街は麗し。
- 地震の津波の余波の余波?!

《アマルフィ》
- 断崖のスリル 'The Amalfi Drive'
- 荒れる海と眩しい日差しのアマルフィ
- destra-sinistra
- STOP
- Una piccola città
- ドルチェ - dolce -

《マテーラ・ロコロトンド》
- 忘れ去られた峡谷の中の住居群 - マテーラのサッシ -
- HOTEL SASSI
- 笹倉鉄平の世界
- Locorotondo

《ドライビングショット》
- Drive In Rain
- Road to East Coast #1
- Road to East Coast #2
- Road to East Coast #3
- Road to East Coast #4

《おまけ》
- Bari, miscellaneous...



■過去のドライブフォトをピックアップ。

▶︎南イタリア

- Road to East Coast #2
- Road to East Coast #3
- Road to East Coast #4

▶︎北イタリア
- Go North !!! - Mediterranean to Alps

▶︎バリ
- Up Hill Country 'Jatiluwih'

▶︎クロアチア&ボスニア・ヘルツェゴビナ
- Road to Mostar
- Drive a GO GO!
- Road to Plitvice Lakes National Park - Route E71 -

▶︎タイ
- 万事休す・・・
- 喜びもつかの間・・・
- 猟銃の少年
- やってきた男たち
- from Muddy HELL to Forest HEAVEN
by travelster | 2010-02-21 17:28 |  ├Italy | Comments(6)
Commented by top-to-toe at 2010-02-21 23:16
おー。世界遺産。
日本人でイタリア人の男性と結婚した人が
お土産屋さんやってるらしい。
Commented by travelster at 2010-02-21 23:50
そう言えば、日本語の看板掲げたアルベロベッロでお土産屋さんの写真を見た事があるよ!!
アルベロベッロも確かに通ったハズなんやけどスルーしたみたい。(笑
イタリアって細いのに内陸と海沿いで劇的に天気が違うね。風土も全然違ってて面白いなぁ。。。
Commented by top-to-toe at 2010-02-22 16:27
スルーするのがトラちゃんらしい(笑)
Commented by scottts at 2010-02-23 07:34
写真を見ながら、とらさんが言う
>有形、無形全てにおいて言える事ですが必然が生み出すものは例外無くどれも個性的。それが文化そのもの。
これは実際に見て肌で感じたとらさんだから非常に説得力のある言葉ですね。 納得。
Commented by travelster at 2010-02-25 22:13
★saoriちゃん
知らずに通り過ぎてることは多いかもー。
でもま、いいか!って感じです。
Commented by travelster at 2010-02-25 22:20
★scotttsさん
当たり前に感じてる日本の文化の良い所もまだまだあるのでしょうね。
海外に住んでおられるscotttsさんなら日本に来るとなおさら鮮明に判るのでしょうね。
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